山本貴光さん(八雲出さん)のブログを読んでいたら休刊になった『InterCommunication』(NTT出版)がフリーペーパー『IC』となって帰って来たというので、興味がある向きには発送してくださるという該当エントリを読んで思わず頼んでしまった。山本さんはどこの誰とも知れない(というか単なる物好きな)自分にも丁寧に送ってくださり、大変感謝している。
奥付を見ると、企画はNTTインターコミュニケーション・センター[ICC]、発行者は東日本電信電話株式会社、編集はNTT出版株式会社となっており、編集協力にワイアードビジョンの括弧つきで仲俣暁生・竹田茂両氏の名前がある。B5版で40pほどの小冊子だ。
特集は「コミュニケーション・デザインのための40人のキーワード」というわけで、50音順で最初と最後の5名ずつ挙げさせてもらうと磯光雄・歌田明弘・エキソニモ・円城塔・大澤真幸……森山和道・安田洋祐・安冨歩・山本貴光・渡辺保史といった方々が編集部からの二つの質問に答える形を取っている。ひとつは「『IC』のテーマに関連して、最重要と思われるキーワードを1つ挙げ、その理由をお聞かせください」というもの。もうひとつは「『IC』のテーマに関わりなく、これからの日本や世界にとって重要と思われることについて、お考えがあればお聞かせください」というものだ。一つ目の問いには「個人出版」「媒体の設計」「脳科学と社会の関係」などといった言葉が並び、二つ目の問いには「アテンション」「いろいろある/神さまがいることもしくはいないこと」「情報の公共財」などといった言葉が並ぶ(これらを挙げているのは上に名前を挙げた方々ではない)。
特集以外では荻上チキ・濱野智史両氏が情報技術の変化を捉えるためのマップ作りを論じた文章、そしてICCの「君の身体を変換してみよ」展の写真と浅生ハルミン氏の体験記が載っている。こんな面白そうな展示会があったなんて全然知らなかった。浅生氏も仰っているが、行っていたら私もきっと「迷惑なまでに熱中する人」になっていたに違いない。(笑)
……と面白そうなこの雑誌なのだが、この創刊号の寄稿者である森山和道氏によると、再度休刊の憂き目を見なければならないようだ。大変残念なのだが、ICCの動きには今後とも注目していきたい。っていうか幸いにして家から近いんだし「ライト・[イン]サイト―拡張する光、変容する知覚」なんていう面白い企画もやっているのだから、今度遊びに行こうっと。









































トラックバック
"『InterCommunication』の後継、『IC』について" にまだレスポンスがついていません。