スピーカーSoundSticks IIとサウンドカードSE-90PCIを購入

東京に出てきてから今年で8年目になるが、これまでそれなりの音量でスピーカーを鳴らせる環境になかった。今までは「ヘッドフォン – o xein’, angellein…」で書いたaudio-technicaのATH-A900でもっぱら音楽を聴いてきた。これを買ったのがちょうど1年半前になる。その後職業も変わり、それなりの音量で鳴らしても大丈夫な環境になったので、スピーカーを買いたくなった。と言ってもピュアオーディオを揃えるお金はないし、iPodは持っていないがLast.fmを使いたいので、アンプ込みのPC用スピーカーを買うことにした。

で、買ったのがharman/kardonのSoundSticks II。harman/kardonはスピーカーのJBL、ヘッドフォンのAKGなどのブランドを擁するharmanグループの一員で、SoundSticks IIにもJBLの紹介パンフがついてきた。もともとはApple製品をイメージしてデザインされたとかで、箱は透明なプラスチックと思しき素材を使い、サブウーファーも丸みを帯びた特徴的なデザインになっている(大きな画像はメーカーによるSoundSticks IIのページをどうぞ)。

発売日:2005-03-10
楽しいすぐれもの
音は明るく、素直、うるさくありません。これにウーファーの低音を加えるとかなりの幅で音の性格,迫力を変えられます。音楽、ボーカルもよいのですが、映画の背景の音とかが結構リ…
あまなつShopあまなつで見る同じレイアウトで作成

量販店の店頭で以前試聴して他のPC用スピーカーを圧倒する音質に「いいなあ」と思っていたのだけれど、平日の帰りに新宿に寄り、改めて聴きなおして購入。同じ2.1chのBOSEのCompanion3 IIなどとも迷ったけれども、予算オーバー・BOSEは業務用というイメージ・試聴でイマイチだったというあたりからこちらにした。SoundSticks IIのサテライトスピーカーは台がずっしりとしているので安定感があり、角度も270度くらい変えられる自由さがある。4つ並んだスピーカーの下に開口部があるので、型でいうとバスレフ型になるのだろうか。サブウーファーも床面に向かうスピーカーの背後は開口部になっている(なので私は軽い布をかぶせている)。音量はタッチセンサーで変える仕組み(なのでmax, minが分かりづらい)だが、サブウーファーは独立で音量を変えられる。入力はステレオミニプラグ1つのみと潔い(?)ところがPC用ということを感じさせる。


2.1chのスピーカーを買うのは初めてなので、どこかで読んだこの製品の解説どおりサブウーファーは素直に机の下に置くことにする。鳴らし始めは音がうまく定位しなくてサテライトスピーカーの位置や角度を変えたりして苦労したが、どうも二つの間の幅を取りすぎだったようだ。週末に時間を取って試し、60cmほどの幅で置いたところ今は安定してきている。

発売日:2005-03-25
初めてのサウンドカード
コスパが良さそうなのでSE-90PCIを購入(地元のPCショップにて)サウンドカードを使うのは初めてなので不安でした。取り付けてみたところオンボードとそんなに変わらない…
あまなつShopあまなつで見る同じレイアウトで作成

で、どうせだからと勢いあまってサウンドカードにも手を出してみた。この週末に届いたのがONKYOのSE-90PCIで、これで今までのオンボードのもので鳴らすよりもずっと音のキメ細かさが上がった。それまでは大音量で鳴らすとちょっと耳に痛かったのだが、これを取り付けてからは音がずっとまろやかになった。と言っても音がボケたということではなく、つける前に比べて管楽器のアタックや臨場感まではっきりと聴き取れる。一言で言うと音の質が上がった。カード一枚でここまで変わるのかー、いい買い物したー、と一人で感動。あと10年ぶりくらいに「そうそう、カードに触る前になにか金属に触って体から放電するんだよなー」などと一人で納得しながらデスクトップPCのハコを開けたのも楽しかった。(笑)

なおSE-90PCIは出力がRCA(ステレオのピン)と光デジタルしかない。SoundSticks IIにはステレオミニジャック-ステレオピンジャックの変換部品が付いてきたので、audio-technicaのAT7A64を購入。実はSE-90PCIにもケーブルが付いてきたので不要だったのだけど、太さが全然違うのできっと音も違うのだろう、と言い聞かせている。

随分スピーカーで聴いてこなかったので、これまでとの音とどう違うかと言われると難しい。特に低音がヘッドフォンよりも広がりとエネルギーがあるように思うが、モニター用のものとはもともとコンセプトが違うのでケースバイケースということになるだろう(1)。ただ長時間聴いていても疲れない、飽きの来ない鳴り方をするのは事実だ。だからこのシステムで鳴らすのが純粋に楽しく、昨日一日は音楽を聴いてつぶれてしまった。何年も前から眠っていたレスピーギの「シバの女王ベルキス」のCDなんて、こんな機会でもなかったらずっと聴かなかっただろう。また環境が変わるまで、しばらくはこのシステムで音楽を聴いていこうと思う。

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  1. メーカー公称の周波数特性は実際の音圧などまで調べないと意味がないということがわかったのは収穫だった。 [戻る]
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