講義など
2007/05/22 (火) 23:39カテゴリー: 日々
講義二つ。H.アーレントの講義の方は人数も順調に減って10人いるかいないかというレベル。アーレントのアウグスティヌス解釈を下敷きにしつつ、ハイデガーのDaseinの図式を拡大し、「至福の生」への先取(ハイデガーで言えば死への先駆的決意)が同時に「至福の生」という創造の想起への契機であるという話。永遠なる神に対して人間は有限なのです。情報論のほうの人数は変わりなし。情報という概念を情報理論的・通信工学的な(意味論を捨象した)イメージから解放してもっと広く考える必要があるという話。その一方で情報の加法性、シャノンの第二符号化定理の話、つまり情報学部の人とかが学部一年でやる内容を一応押さえておく。この講義、一年早く出ていればいろいろと変わったのかもしれないなどと考える。
講義の間に学科の人と昼食。研究者になるだろう人と、なんのために研究をするのか、思想・哲学のインパクトとは何だろうかなどと話す。良くも悪くも間接的なインパクトに留まるのかもしれないという話に。




