『臨濟録』より
2007/05/19 (土) 23:06カテゴリー: 未分類
道流、爾欲得如法見解、但莫受人惑。向裏向外、逢著便殺。逢佛殺佛、逢祖殺祖、逢羅漢殺羅漢、逢父母殺父母、逢親眷殺親眷、始得解脱、不與物拘、透脱自在。
臨濟義玄『臨濟録』「示衆」
Wikiquoteに示されている読みは「道流、爾の如法に見解せんと欲得すれば、但だ人惑を受くる莫かれ。裏(うち)に向かい外に向かい、逢著すれば便ち殺せ。佛に逢えば佛を殺し、祖に逢えば祖を殺し、父母に逢えば父母を殺し、親眷に逢えば親眷を殺して、始めて解脱を得ん、物と拘わらず、透脱すること自在ならん。」
ただの連想だがなにか「維摩の沈黙」に通じるものがあるように思う*1。禅宗は般若経の流れを引く点では維摩経と親和性があるのだろうか?東洋思想に通じていないので面白みがよく分からない…。連想ついでに石垣りんの詩の中の一句、「父のはらわた」という言葉を思い出す。
*1:「維摩の沈黙」についてはcf. d:id:gamma_ut:20051129#1133282113.




