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Verdwaelde Koninghin

2007/02/15 (木) 00:48
カテゴリー: リコーダー, 追記, 音楽

いつ書いたかすっかり忘れてしまったので、音楽タグのエントリがあるこの日に残しておく。

以前にこのエントリでも書いたのだが、やはり良いのでしばらく未来日記として再掲しておこう。mp3ファイルで聴けます。

  ファン・エイク 迷子の王妃 テーマと変奏(ルネサンスリコーダー 独奏)

 「迷子の王妃(Verdwaelde Koninghin)」は17世紀オランダの盲目の音楽家ファン・エイク(Jacob van Eyck, ca.1590-1657)の演奏を採譜した曲集『笛の楽園(Der Fluyten Lust-hof)』所収。この曲集の中で一番有名な曲は「涙のパヴァーヌ(Pavane Lachryme, Lachrimae Pavane)」だろうか。17世紀のヨーロッパで大流行したダウランド(J. Dowland)の歌「流れよわが涙(Flow My Tears)」によるパヴァーヌ*1。しかし少し調べると、Dowland自身が”Flow My Tears”によるリュートソロ向けのパヴァーヌ”Lachrimae antiquae pavan”を書いている。ファン・エイクはこれをリコーダーで演奏してそれが採譜されたという筋道かもしれない。なお”Lachrimae antiquae pavan”のギター演奏はこちらのサイトで聴けます。

 しかし「迷子の王妃」と訳されている”Verdwaelde Koninghin”というのはどうも「亡き王妃」という訳もあるようで、私はオランダ語に疎いのでどういうことか見当がつかない。ヨモツヒラサカを下って迷子になるというわけでもあるまいし。

というエントリが、2007年4月11日まで2007年12月31日付の未来日記として掲載されていた。[2007/4/12]

*1:なお有名だが"Flow My Tears"は"Flow My Tears, the Policeman Said"(『流れよわが涙、と警官は言った』) by Philip K. Dick, 1974のタイトルの由来らしい。らしい、というのは私がこのSFの古典を読んでないせい。

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