下の記事に書いた曲(「人間みな兄弟/夜が来る」)はオールドのCMで何回か使われてきたらしく、私が覚えていたヴァージョンは比較的新しいらしい。(下の記事を書いたときの)私個人としてはコピーがえらくお気に入りだったのだが、以前の「人間みな兄弟」を使ったCMに比べて内容が薄っぺらいという意見もあったので参考までに紹介しておく*1。
その意見とは、BAR HEAVENHELLさんの「酒コラム 3.酒とCM」である。詳しくは該当ページに譲るが、確かにオールドCMのコンセプトである「ヒューマニズム*2」には以前のヴァージョンのほうが繋がりやすいのかもしれない。
関連して言えば、やはりサントリー公式のこちらのページにも次のようなコピーが見られる。
「サントリーがある、顔がある、男がいる、女がいる、明日がある、サントリーがある」
しかしオールドのCMは他方では‐これはテレビではなくポスター広告だけれども‐写真家の藤原新也氏の作品をボツにした経歴も持つ。これは彼の『東京漂流*3』に詳しいらしいが、手元にないのでAmazon.co.jpのkatagirikazuko氏によるレヴューを参照いただきたい。少し調べたところ、インドで水葬にされた死体に犬が喰らいついている写真とのこと。藤原氏はまた、中世の日本でも同じ光景が繰り広げられていたこと*4に注意するよう指摘しているとのこと。
*1:別にサントリーの回し者でも広告業界の人でもないのだが…。サントリーに就職したあの人、元気にしてますかね~。
*2:これについてはサントリー公式のこちら「不朽の広告作品(1)」の記述を参照。なお、リンク先の続きである「不朽の広告作品(2)」のページにある「ぼくたちの失敗」と題された新聞広告の文章は山口瞳氏によるものだが、単行本化されている模様。こちら。『諸君! この人生、大変なんだ』ISBN:4062738554 毎年違った文章で成人式の日と4月1日の年度始めにだけ掲載された広告らしく、それを集めたものと他のエッセイを収録とのこと。この本がこのページで紹介されていて少し面白かった。
*4:氏は絵巻物に河原で犬が人間の死体を喰らっている描写があると言うらしいが、これは水葬かどうかはっきりしない。単に遺棄かもしれない。いずれにせよ著作が無いので興味ある方は直接当られたし。








































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