今週少し面白いことがあったのでメモ。獣医学科を目指している生徒なのだが、志望動機を尋ねたところ「昔飼っていたハムスターが冬に世話不足で死んでしまい、動物の命の大切さを感じたから」という趣旨のことを述べてくれた。
勘の鋭い人は分かるかもしれないが、冬になると冬眠するハムスターを動かなくなって「死んでしまった」と勘違いする人は結構多いらしい。私の脳裏にもしばしそのことが去来した。その時は結局しばらく唸った後、そのことには触れず、担当の科目の指導に入った。
私はその「ハムスターが死んだ」ということが生徒の単なる勘違いだった(かもしれない)ことを指摘するべきだったのだろうか?もしハムスターが単なる冬眠に入っていただけなら、事実としては彼の認識は誤謬である。将来獣医としてやっていくならば、誤診は出来る限り避ければならない。しかしそういった「事実」は志望動機としての出来事をなんら侵害しはしないし、またできないはずではないか。少なくとも私にはその出来事を「事実」でもって説明する権利は無いし、そんなことは無意味に思われる。
私は間違っているのだろうか*1?
*1:なおこの事態を「干からびたチーズ」という表現とそれに対する「ミモレット」という「事実」の説明、またその説明が如何に表現の(政治的?)意図を見失っているかという事態と比較せよ。これに関しては「圏外からのひとこと」さんの2005年8月15日付けの記事参照。








































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