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2005/11/29 (火) 01:35カテゴリー: 未分類
問文殊師利、何等是菩薩入不二法門。文殊師利曰、如我意者、於一切法、無言無説、無示無識、離諸問答、是爲入不二法門。於是文殊師利、問維摩詰、我等各自説已、仁者當説、何等是菩薩入不二法門。時維摩詰、默然無言。文殊師利歎曰、善哉善哉、乃至無有文字語言、是眞入不二法門。
『維摩経』「入不二法門品」*1
*1:いわゆる「維摩の一黙 響き雷の如し」。webの情報を援用しつつ勝手に読み下すと「〔維摩詰〕文殊師利に問ふ、何等か是れ菩薩の不二の法門に入る。文殊師利曰く、我意の如くんば、一切法に於て無言無説、無示無識にして諸の問答を離る、是れを不二の法門に入るとなす。是に於て、文殊師利維摩詰に問ふて云く、我等各自に説き已る、仁者當に説くべし、何等か是れ菩薩不二の法門に入る。時に維摩詰、默然として言無し。文殊師利歎じて曰く、善なる哉善なる哉、文字語言有ること無くして乃ち至れり、是れ眞に不二の法門に入るなり。」「空」の概念、「不二の法門」とは何かに対して、文殊菩薩が「それは説明できない」と言葉で答えたのに対し、維摩詰居士が沈黙で答えたもの。最後に文殊菩薩はこれを「正に不二の法門に入ることである」と讃えている。このテキストは大乗仏教の流布に役立ったらしい。なお釈迦の「無記」との比較に関しては研究がある模様。道元は両者は全く別ものとしているらしい。




