知り合いがネット上で感想を書いていたので、CD棚から引っ張り出して聴く。クリュイタンス&パリ音楽院管のラヴェル。1961/62年の録音。定番といってしまえばそれまでなのだが、やはりなんと言うかこの組み合わせでしか出せない響きと言うものを感じてしまう。オーケストラ自体も幻みたいなものだし*1。Pavane pour une infante défunte(亡き王女のためのパヴァーヌ)、ラヴェル自身も後で認めているように型に嵌まっている感じもするが、旋律の美しさと添えられた和音の響きはそれを補って余りある。これが18歳の作品か…。演奏も柔らかく、絹を撫でているような響きを聴かせる。Menuet antique(古風なメヌエット)も20歳時の作品だが、なんともラヴェルらしい(fis-mollという調も独特)雰囲気をもつ佳作。昔こればっかり聴いてた時期があった。スコアが欲しくて買ったのだが、輸入物なので小さくて薄いくせにやたら高かったことを思い出す。
*1:後継となったパリ管はミュンシュとのブラ1で凄まじい演奏を残しているが、かなりドイツ的な音になったという感じは否めない。これも有名すぎる演奏ですが…。一応書いておくとASIN:B00005NDD5。未聴の方で感動的な音楽を聴きたい方はお試しあれ。








































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